超薄 『 ナノばんそうこう 』の可能性!?
2009年 07月 09日
今週、びっくりするニュースが・・・
★ 厚さが市販のばんそうこうの10万分の1という超薄膜で
肺などの軟らかい組織を接着できる手術用「ナノばんそうこう」を
早稲田大、防衛医大などのグループが開発。
液晶などの基板技術に使うナノテクを自然分解性の高い生体材料に応用。
独専門誌アドバンスド・ファンクショナル・マテリアルズ(電子版)に発表しました。
カニと昆布から抽出した2種類の糖類を使った。
それぞれの糖類を、ほぼ1分子分にあたる数ナノメートル(ナノは10億分の1)の
厚さに交互に積み重ね、約40層の薄膜シートを作成。
2種類の糖類は電気的に引き合う性質があり頑丈。
厚さ75ナノメートルと超薄膜で、組織にぴったりとくっつくため、
強い接着力が得られるといいます。
イヌを使った実験では、肺の周囲を覆う胸膜にできた直径約6ミリの穴を、
2センチ角のナノばんそうこうで覆うと、7日後には覆った傷口に血管ができはじめ、
30日後にはきれいに治ったそうです。
従来の手術で使われてきた血液成分を使った生体のりでは、治療部分に癒着が
起きやすい欠点があったが、傷口に密着するナノばんそうこうで癒着はおきなかった。
グループでは、さらに安全性の検証を続け、3年後の治験開始を目指しています。
早稲田大理工学術院の武岡真司教授は「胃や肝臓など、軟らかく縫いにくい臓器や
出血しやすい臓器に応用すれば、手術時間の短縮にもつながる」と話しています。
医療分野以外にも、このナノばんそうこうは、おおいに利用価値がありそうですね。美容分野で何か利用できないか?と思いをめぐらせています。。
★女性のための情報ブログ~随時更新中~
画像をクリック → 『Cherry Care Blog』
★ 厚さが市販のばんそうこうの10万分の1という超薄膜で
肺などの軟らかい組織を接着できる手術用「ナノばんそうこう」を
早稲田大、防衛医大などのグループが開発。
液晶などの基板技術に使うナノテクを自然分解性の高い生体材料に応用。
独専門誌アドバンスド・ファンクショナル・マテリアルズ(電子版)に発表しました。
カニと昆布から抽出した2種類の糖類を使った。
それぞれの糖類を、ほぼ1分子分にあたる数ナノメートル(ナノは10億分の1)の
厚さに交互に積み重ね、約40層の薄膜シートを作成。
2種類の糖類は電気的に引き合う性質があり頑丈。
厚さ75ナノメートルと超薄膜で、組織にぴったりとくっつくため、
強い接着力が得られるといいます。
イヌを使った実験では、肺の周囲を覆う胸膜にできた直径約6ミリの穴を、
2センチ角のナノばんそうこうで覆うと、7日後には覆った傷口に血管ができはじめ、
30日後にはきれいに治ったそうです。
従来の手術で使われてきた血液成分を使った生体のりでは、治療部分に癒着が
起きやすい欠点があったが、傷口に密着するナノばんそうこうで癒着はおきなかった。
グループでは、さらに安全性の検証を続け、3年後の治験開始を目指しています。
早稲田大理工学術院の武岡真司教授は「胃や肝臓など、軟らかく縫いにくい臓器や
出血しやすい臓器に応用すれば、手術時間の短縮にもつながる」と話しています。
医療分野以外にも、このナノばんそうこうは、おおいに利用価値がありそうですね。美容分野で何か利用できないか?と思いをめぐらせています。。
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by lvcido
| 2009-07-09 13:53
| 美容・健康・環境